子猫が部屋を縦横無尽に駆け回る…!ついに悪魔期がやってきた

ある夜突然ふゆねこは怪獣になった…!
コップをなぎ倒し、パソコンを踏みつぶし、コードを引きちぎり、カーテンによじ登り、縦横無尽に部屋中を駆けめぐる。
毎夜繰り広げられる子猫運動会。子猫の悪魔期はどんなものか
なんで走り回るのか?
個体差はあるものの、一般的には生後3~4か月で走り回るようになるそう。
想像を上回る暴れっぷりにその時期をやんちゃ期や悪魔期と呼んだりすることも。
子猫が走り回るのは、
・有り余るエネルギーを発散したい
・狩猟本能が目を覚ました
・ストレス解消
などがあげられるそう。
環境にも慣れてくると目に映るものすべて興味津々。
飼い主的には少し心配なこの行動も子猫にとっては成長の大事な過程の一つ。
大人になるにつれ少しずつ落ち着いてくるそうなので、騒がしいから、危ないからと無理に閉じ込めるのではなく、子猫時代は存分にやんちゃを堪能できるような環境を作ってあげることが大事。
安心して走り回れるようにするためにできること
とはいっても好奇心旺盛な子猫。目を離すといつの間にそんなところに!なんてことは日常茶飯事。
普段の生活でもいえることですが、部屋に無駄なものを置かないようにし、片づけを徹底することが大事。
・危ないものはできるだけ取り除いておく
あやまって踏んづけて肉球を傷つけてしまったりしないように。とくにワレモノや誤飲してしまうような小物などには注意する。
・ぶつかった際にけがをしそうなところはないか、倒れそうな不安定なものはないか
立てかけているものや、ガタついているものに注意
・壊れて困るものは片づけておく
棚の上に飾っているものなど、落下しそうなものは片づけておくか、固定して動かないようにしておく
夜中に起こされないようにするために
存分にやんちゃを堪能してほしいといっても、夜中に起こされるのはとてもつらいもの。
飼い主の就寝中はケージに入れているという家庭も多くあると思いますが、ふゆねこは早々にケージを卒業してしまったため毎夜運動会が開催されています。
だいたい朝4時頃になるとふゆねこは怪獣に変身。
ですが寝る前にしっかりと遊んであげると、大怪獣にはならずミニ怪獣にとどまっています。
(ちなみに大怪獣化するときはベッドの上も走り回り、容赦なく顔も踏んづけていきます)
就寝前にできるだけ一緒に遊んであげると、運動不足を解消できストレスもたまらず暴れまわる頻度も下がるかもしれません。
注意しておきたいこと
そんな小さな体でなんでそんなに元気なの?と驚くくらい子猫の体力は無尽蔵。
遊ばせているとはあはあと口呼吸をしていることがあります。
まだまだ小さいので体力のコントロールもむずかしく限界まで走り回る子猫。
様子を見てクールダウンさせてあげることが必要。
またあまりにも口呼吸がはげしく心配な場合は病気などの可能性もあるため動物病院で相談をすることをおすすめします。
ふゆねこの場合
ぽっちゃり気味のせいか少し走っただけでいつも口呼吸になっていたふゆねこ。
あまりに口呼吸ばかりして心配なので動物病院で診てもらうことに。
(私は口呼吸する様子をスマホで録画し、獣医の先生に診てもらいました。
説明する際、役に立つので様子がおかしいときは余裕があれば録画するのおすすめです。)
念のため血液検査で心臓の検査をしてもらい数値の異常はないと診断いただき、様子をみましょうということに。
去勢手術後は口呼吸がめっきりなくなりました。
まとめ
そもそも猫は夜行性の生き物。
夜に活動的になるのは当たり前なので、運動会をイライラせず怒るのではなく暖かく見守ってあげましょう。
元気に走り回れる環境を整え、普段から運動不足にならないようにできるだけたくさん遊んであげることが大事。
子猫が無理をしすぎないようにクールダウンさせながら悪魔期をたのしく乗り切りましょう。